ファイナルファンタジー15

弟がゲームをしている。

PS4 のファイナルファンタジー15だ。

僕はファイナルファンタジータクティクスが好きだったけど、というかそれ以来あんまりFFをやってないけど、映像ものすごいっすね。

えっ、これは余裕で引きこもれる、と思った。

仮想現実がこんなにリアリティを持って楽しませてくれちゃうのじゃ、まいっちゃうよ。

結局2時間も見ちまった隣で。。

日本酒をちびちびやりながらぼーっと夜の時間が過ぎていきやした。

まあ気がついたら寝てて、夜中に目がさめたら弟はまだゲームをやっていて、そしたら朝で、仕事にいかなきゃいけなくて、弟はレベルを11まで上げていた。

僕らは思ったより自由で、思ったより自分の意思でなんか動いていない。

僕らは思ったより自由で、思ったより自分の意思でなんか動いていない。

シャワーを浴びて、ずっとあったかいシャワーに慰められていたいと思いながらもう時間が来た事を知る。

朝の風呂場はとても寒くて、裸のやせっぽちの体をしゃがませる。

時々今日が何のためにあるのかわからなくなる。

朝は随分たくさん言葉が頭の中を巡って、たくさんの言い訳を思いつく限り並べる。

仕事にいく車の中で見るいつもと同じ光景。

幾度見たかわからない景色。

もう新鮮には頭の中に入ってこない色、形、奥行き。

あの自転車の女の子は一体誰なのだろう?

もしかしたら僕の頭の中にだけ存在して、いつも見かける坂道と橋を過ぎたらぱっと消えてしまうのかもしれない人。

現実はどうして僕からしか見えないのか。

どうして僕を通すと現実はよく見えなくなるのか。

音楽とか文学とか作り物がなにも役に立たなくなる時がある。

弟は今日もFFをやっている。

弟には今とても役に立っている。

なぜか母親までやりだした。

同じゲームとは思えない主人公の動き。

今日はプーさんを抱きながらコントーラーを握りしめている弟。

世界はゆっくりと行進している。

どこへ向かって?

何に向かって?

眠りが僕らを毎日知らない明日に連れてく。

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