朝起きると埃が舞っていて綺麗

スーパーの買い物かごの中に品物を入れていく。

鳥肉、牛乳、漬物、お菓子、ヨーグルト、納豆。

レジに並ぼうとすると珍しく列が出来ていたので雑誌コーナーに立ち寄る。

ふと顔を上げると昔の外国映画が290円で売られていた。

新品なのにこの値段って。

つい「風と共に去りぬ」をかごにいれてしまった。

レジに持ってくと、食材に混じってこの名画が転がっている。

なんだか妙な気分だ。

同じスーパーの買い物かごに入れられると食べ物と映画が今晩のおかずみたいだ。

しかし思い出してみるとその日は確かに買ったものを食べながら風と共に去りぬを見ていた。

1939年公開の映画ってなってたけど、全篇カラーで、すごい迫力。

テンポもすごい良くてありきたりなヒロイン像じゃなくて、今見返しても全然観れる。

てゆうか、今作られてるドラマや映画がどれだけここから学んでるだろうって位、面白い。

「こんな映画がこの時代に作られてる位なんだから、そりゃ日本は戦争に負けるわけだよなぁ」

と一緒に見ていた家族が言っていた。

エキストラはものすごい数出てるし、ストーリーも飽きさせないし、建物もばんばん壊すし、潤沢な資金と才能が集結してたんだなぁと思った。

それに今みたいに映画も多くないから、一箇所にパワーとか人材が集まりやすいのかもと思った。

主演のヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラがとてもかっこよくて、少年漫画のヒロインとか大分ここからきてるんじゃね?位、魅力的だった。

しかし当時の大スターが何人もオーディションをしたけどなかなか決まらずにいた所を、

恋人を追ってアメリカに来ていたら偶然の大抜擢。

監督が一目見て「スカーレットだ!!」と叫んだらしいから、本当にヴィヴィッときたんでしょうね。

そしてその通りまさにはまり役。

歌手が歌と出会える運命があるみたいに、役者も役に出会える運命みたいなのがあるんですねきっと。

しかし恋人を追って海を渡るとはすげえ。

今みたいに簡単に飛行機でとはいかないだろうからなぁ。

情熱がすごい。

そんな次の日の朝起きると、埃が宙に舞っていて、それが朝の光に照らされて綺麗だった。

映画館で映写機が光を当てる時みたいにちょっと特別な感じがした。

映画館で映画を見るとやっぱ家で見るのより何倍か面白くなっちゃう気がする。

あんな大きな画面てやっぱないし、大きさも表現の中というし、サウンドもやっぱ迫力あるもんね。

しかし映画って物語も言葉も絵も動画もお芝居も音楽もたくさん詰まってて美味しい。

フルコースの料理だわこりゃやっぱ。

たくさんの人の力が加わって出来ているしパワーがすごいよ。

やっぱまだまだ映画は娯楽の王様かな?

風と共に去りぬ、お時間ありましたら是非!

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